冷蔵庫・洗濯機の家電リサイクル料金はいくら?費用の内訳と調べ方

冷蔵庫・洗濯機の処分費をリサイクル料金と運搬費に分けて示す図

冷蔵庫や洗濯機の処分費は、家電リサイクル料金だけでは決まりません。収集運搬料金などを含む支払総額で確認する必要があります。

最初に、銘板にあるメーカー名と型番、冷蔵庫なら全定格内容積を確認します。購入店と搬出経路も整理すると、公式料金と依頼先の見積もりを比べやすくなります。

「無料回収」などの広告だけで依頼先を決めず、作業開始前に書面やメールで総額と追加条件を確認しましょう。購入店が分からないときは、市区町村の廃棄物・リサイクル担当の案内を確認します。

冷蔵庫・洗濯機の処分費用は何の合計?

冷蔵庫・冷凍庫と洗濯機・衣類乾燥機は、家電リサイクル法の対象品目です。家庭の粗大ごみではなく、購入店や市区町村が案内する方法などで処分します。

処分費の基本は、次の2つで考えます。

基本費用 = 家電リサイクル料金 + 収集運搬料金

実際の見積もりでは、搬出、階段、出張などの費用が加わることもあります。リサイクル料金と依頼条件で変わる費用を分けて見ると、金額差の理由を確認しやすくなります。

費用項目主な決まり方確認先
家電リサイクル料金メーカー・品目・容量区分RKC公式料金検索
収集運搬料金依頼先・回収方法購入店や案内事業者
搬出・作業費階段・距離・人員など依頼先の見積書
冷蔵庫・洗濯機の処分費を構成するリサイクル料金、収集運搬料金、搬出・作業費の図
支払総額は、公式のリサイクル料金と依頼条件で変わる費用を分けて確認します。

リサイクル料金の例として、2026年7月に三菱電機の公式案内で確認した税込額を示します。メーカーが違えば同じ品目でも金額が異なるため、下表だけで確定しないでください。

品目区分料金例
冷蔵庫・冷凍庫170L以下3,740円
冷蔵庫・冷凍庫171L以上4,730円
洗濯機・衣類乾燥機メーカー区分2,530円

料金は改定されることがあります。処分する家電のメーカー名と品目を確認し、依頼直前に家電リサイクル券センターの料金情報で調べるのが確実です。

自分の家電リサイクル料金を3ステップで調べる

公式料金を調べる前に、銘板のメーカー名と型番をそろえます。写真を撮っておけば、店頭や電話でメーカー名・型番・容量を伝えるときにも見返せます。

  1. 銘板でメーカー名と型番を確認する
  2. 冷蔵庫は「全定格内容積」を確認する
  3. RKCで公式料金を調べ、依頼先へ支払総額を確認する
メーカー名と冷蔵庫の容量を確認して公式料金と見積もり総額を調べる流れ
銘板の情報を確認してから、公式料金と依頼先の支払総額を順番に調べます。

冷蔵庫はメーカー名と全定格内容積を確認

冷蔵庫は容量によってリサイクル料金の区分が異なります。扉の内側などにある銘板で、メーカー名と「全定格内容積」のリットル数を確認してください。

外寸や見た目だけでは料金区分を判断しにくい場合があります。銘板が読めないときは、型番を控えてメーカーや依頼先へ確認します。

洗濯機はメーカー名と品目を確認

洗濯機・衣類乾燥機も、メーカー名を基に公式料金を確認します。縦型かドラム式かだけで金額を決めつけず、銘板の情報とRKCの品目・メーカー検索を照合してください。

本体が重いドラム式や、狭い階段からの搬出は、リサイクル料金とは別の作業費に影響する可能性があります。見積もり時に設置階と搬出経路も伝えましょう。

処分方法ごとに収集運搬料金と手間を比べる

同じ家電でも、収集運搬料金や作業費は処分方法で変わります。最初の確認先と支払総額を比べ、買い替えの有無や、安全に自己搬出できるかも考えて選びましょう。

処分方法最初の確認先確認する費用向く状況
買い替え時の引き取り新しい家電の購入店料金2項目・作業費配送と同日に済ませたい
処分のみを依頼古い家電の購入店収集・出張・搬出費購入店が分かる
指定引取場所へ自己搬入郵便局・指定引取場所リサイクル料金・振込手数料車両と人手を用意できる
市区町村の案内を利用廃棄物・リサイクル担当案内先の収集運搬費購入店が分からない

収集運搬料金を抑えたい場合は、家電リサイクル券を用意し、指定引取場所に自分で持ち込む方法が候補になります。

ただし、小売店などへ払う収集運搬料金を抑えられても、車両、燃料、人手は自分で用意します。重量物を無理に持ち上げず、搬出経路と固定方法を確保できる場合に選びましょう。

購入店へ依頼する場合も、リサイクル料金と収集運搬料金のほかに何が含まれるかを確認します。処分のみ、訪問回収、階段作業などで条件が変わることがあります。

見積もりで追加費用を防ぐ確認項目

見積もりを依頼する前に、対象家電と作業環境を同じ条件で伝えます。電話だけでなく書面やメールに残すと、当日の説明と見比べやすくなります。

家電処分の見積もり前にそろえる情報

  • メーカー名・型番・品目・台数
  • 冷蔵庫の全定格内容積
  • 住所・設置階・階段や通路の状況
  • 家電リサイクル料金・収集運搬料金・作業費を含む税込総額
  • 追加料金が発生する条件・キャンセル条件

書面やメールで事前見積もりを取り、家電リサイクル料金・収集運搬料金・作業費が明記されているかどうかを確認します。総額だけでなく、何が含まれるかも見てください。

次のような状態では、その場で作業を始めてもらわず、依頼先や市区町村の案内を確認し直します。

  • 事前に支払総額や追加料金の条件を示してもらえない
  • 家庭ごみの回収に必要な許可があるか、市区町村から委託を受けているか確認できない
  • 作業開始後でなければ金額を出せないと言われる

環境省は、家庭の廃棄物回収には一般廃棄物収集運搬業の許可または市区町村の委託が必要と案内しています。不明なときは、市区町村の担当へ事業者名を伝えて確認してください。

冷蔵庫・洗濯機の料金で迷いやすい点

購入店が分からない場合はどうする?

判断点を先に確認します。居住地の市区町村にある廃棄物・リサイクル担当へ確認します。自治体が直接回収するとは限らないため、案内された申込方法や事業者、必要な家電リサイクル券を確認してください。

指定引取場所へ持ち込めば収集運搬料金は不要?

小売店などに支払う収集運搬料金は通常不要ですが、郵便局での振込手続きや、自分で運ぶ車両・燃料・人手は必要です。指定引取場所の受付条件も事前に確認します。

不用品回収業者へ処分だけ頼める?

対応できるかは事業者によって異なります。依頼前に、家庭ごみの回収に必要な許可があるか、市区町村から委託を受けているかを確認します。あわせて、家電リサイクル料金・収集運搬料金・搬出費を含む支払総額を書面で確かめてください。

冷蔵庫・洗濯機の処分費は公式料金と支払総額を分けて確認

冷蔵庫・洗濯機の処分費は、家電リサイクル料金と収集運搬料金を基本に考えます。まず銘板でメーカー名と容量を確認し、RKCで現在の公式料金を調べてください。

次に、購入店や市区町村が案内する方法へ同じ条件を伝え、搬出・出張費まで含む税込総額を確認します。作業開始前に追加条件まで書面で確かめることが、予算違いと処分トラブルを防ぐ基準です。